mahatha
前期マッラ王朝時代の役職名。主大臣。
当時の統治機構
当時の統治機構については、ゴーパーラ譜の記述によって、統治権を持つ王または王に代わる実権者のもとで、豪族、重臣等の有力者に身分もしくは官位を示す称号が与えられ、司法・行政機構が構成されていたことが知られる。称号としてマハータ(主大臣)、ウパーディヤーヤ(王師)、ムーラミー、そしてバー(またはバーロー)等が用いられた。(出典:ネパール全史、佐伯和彦)
マハータは主要な大臣を意味し、王に最も近い政治的、軍事的な最高権力者であった。(出典:ネパール全史、佐伯和彦)