punyamalla (人名) 中世前期、カサ王国の王。在位1328〜1337年。妻はアーディティヤ王の王女シャクナマーラ。アーディティヤ王死去後に即位。ゲーラー王統のチベット名ソナムがプニャ・マッラと改名して即位した。(出典:ネパール全史、佐伯和彦著) チベット王統譜によると、プラターパ・マッラの親族にあたるプラーンのソナムがシンジャー(ヤーツェ)に招かれて統治を始めたときにプニャ・マッラを名乗った。(出典:ネパール全史、佐伯和彦著) またゴルカのタグワイ僧院蔵の王統譜によると、アーディティヤ王には王子カリャーナと王女シャクナマーラがいて、カリャーナの子プラターパは王位に即かず、シャクナマーラの夫、つまりアーディティヤ王の娘婿プニャ・マッラに要請して王位を継いでもらい、プラターパ自身は出家した。プリトヴィー王統譜第18節にも、プニャ・マッラの妃がシャクナマーラーであると明記されており、プニャがアーディティヤの娘婿であったことは間違いない。(出典:ネパール全史、佐伯和彦著) |