bhaumagupta (bhumagupta) (人名)

557年頃〜590年頃にかけて三代の王と連立統治を組み、王を傀儡として実質的に王権を握り続けた。ゴーパーラ系のグプタ一門の出と考えられ、またアービーラ(アヒルまたはアヒーラ)の王族の流れでもある。(出典:ネパール全史、佐伯和彦著)

ガナ・デーヴァ一世王の在位当初から侍従長・司法長官公安長官を兼任した上に、布告文に連立統治者であることを明記し、しかもラヴィ・グプタがなし得なかった王に匹敵する尊号「シュリー」(sri)を自らの名に冠して、ラヴィ・グプタ以上の権勢を誇った。(出典:ネパール全史、佐伯和彦著)

彼は人心を得るためにラヴィ・グプタ同様に多くの集落に行政権を委譲する地方自治拡大に大いに熱心であったが、盆地西部のグプタ一族の居住地中心に露骨に特典を与えた。(出典:ネパール全史、佐伯和彦著)

次王ガンガー・デーヴァ王の治世でも侍従長・司法長官公安長官として二頭政治を担い、尊号「シュリー」を名乗って実権を握り、王を傀儡化していた。(出典:ネパール全史、佐伯和彦著)

ガンガー・デーヴァ王が567年に制作した唯一の銘文の後、次王シヴァ・デーヴァ一世が制作した最初の銘文が出現するまで、実に23年間もの空白があり、この間王位が空白であった可能性もある。シヴァ・デーヴァ一世の最初の銘文でもバウマ・グプタが依然として侍従長・司法長官公安長官として二頭政治を担当しているから、空白の23年の間も実権を握っていたことは間違いない。彼が王位空白のまま暫定的に単独政治を実現していたかもしれない。(出典:ネパール全史、佐伯和彦著)


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Last-modified: 2009-02-02 (月) 18:12:29 (4454d)