bSo-nams (人名) 中世前期三大勢力分立時代、カサ王国のプニャ・マッラ王の改名前のチベット王統譜名 。(出典:ネパール全史、佐伯和彦著) チベット王統譜によると、プラターパ・マッラの親族にあたるプラーンのソナムがシンジャー(ヤーツェ)に招かれて統治を始めたときにプニャ・マッラを名乗った。(出典:ネパール全史、佐伯和彦著) またゴルカのタグワイ僧院蔵の王統譜によると、アーディティヤ王には王子カリャーナと王女シャクナマーラがいて、カリャーナの子プラターパは王位に即かず、シャクナマーラの夫、つまりアーディティヤ王の娘婿プニャ・マッラに要請して王位を継いでもらい、プラターパ自身は出家した。プリトヴィー王統譜第18節にも、プニャ・マッラの妃がシャクナマーラーであると明記されており、プニャがアーディティヤの娘婿であったことは間違いない。(出典:ネパール全史、佐伯和彦著) |