sumeruvarma (人名)

中世前期三大勢力分立時代、カサ王国スーリヤ・マッラ、アバヤ・マッラ治世時に抬頭したヴァルマー一族の一人。マラヤ・ヴァルマーの王子。(出典:ネパール全史、佐伯和彦著)

プリトヴィー王をラーウラ王族が包囲するという政治体制は、スーリヤ王時代にも、告知文の証人七人のうちの五人までをラーウラ王族が占めるという形で継続した。1377年制作の告知文では、10人の証人を全てラーウラ王族が占め、中でもヴァルマー一族の抬頭が著しく、後に王を名乗るマラヤ・ヴァルマーの王子スメールゥ・ヴァルマーや、やはりカサ王に代わってシンジャー王となるメーディニー・ヴァルマーの名が含まれ、スーリヤ王の王権は完全にヴァルマー一族に握られた。(出典:ネパール全史、佐伯和彦著)

アバヤ・マッラ王治世の1383年発令の告知文では、王自身は「大王の中の王、最高の王位にある者」等の数多くの王称で飾られているが、証人として首相スジャーナ・ヴァルマーを筆頭にスメールゥ・ヴァルマー、マラヤ・ヴァルマーが並び、他にクンヴァラ、カドガーハ、パンディダ、ターパーを名乗る者たちが名を連ねて、強力なヴァルマー一族を頂点とするカサ王国の実質的な統治体制が確立し、アバヤ・マッラは名のみの王となった 。(出典:ネパール全史、佐伯和彦著)


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Last-modified: 2020-06-10 (水) 15:54:58 (32d)