suryamalla (人名)

中世前期三大勢力分立時代、カサ王国の王。在位1367年頃〜1377年頃。 プリトヴィー・マッラ王の次王。(出典:ネパール全史、佐伯和彦著)

この時期カサ王国はドーティ地方の反乱を始めとして各地で内乱が起きる不安定な政情であった。スーリヤ・マッラ王の告知文では、王の剣は絶えず敵対する者たちを滅ぼすために振るわれ、王に忠誠を示す敵たちは保護したと述べられており、この王の治世に、すでにドーティ以外でも反乱が多発していたことを示唆する。(出典:ネパール全史、佐伯和彦著)

スーリヤ・マッラ王治世の1376年に皇太子アバヤ・マッラがドーティで告知文を発令しており、ニラヤ・バーラが王を名乗って独立したドーティを一旦は鎮圧した。(出典:ネパール全史、佐伯和彦著)

プリトヴィー王をラーウラ王族が包囲するという政治体制は、スーリヤ王時代にも告知文の証人7人のうち5人までをラーウラ王族が占めるという形で継続した。1377年制作の告知文では10人の証人すべてをラーウラ王族が占め、中でもヴァルマー一族の抬頭がいちじるしく、後に王を名乗るマラヤ・ヴァルマーの王子スメールゥ・ヴァルマーや、やはりカサ王に代わってシンジャー王となるメーディニー・ヴァルマーの名が含まれ、スーリヤ王の王権は完全にヴァルマー一族に握られた。翌1378年にはマラヤ・ヴァルマーは公然と自ら「王」を名乗るに至った。(出典:ネパール全史、佐伯和彦著)


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Last-modified: 2019-07-29 (月) 01:57:20 (26d)