subhasena (人名)

中世後期、三都マッラ王朝時代のマクワンプル・セーナ王国の王。 父ハリハラ(インドラ)・セーナ王の次王。シュバ王の次王はマーニキャ王。

マクワンプル王国の内乱と三都の介入

マクワンプル王ハリハラ(インドラ)は「ヒンドゥーの主」を名乗り、ヴィジャイプル(モラン)まで支配していた。しかし王子シュバ・セーナが父王に対して反乱を起こし、1671年に王子がカトマンズ盆地に来訪して支援を要請したのでバクタプル王ジャガットプラカーシャ、パタン王シュリーニヴァーサ、ゴルカ王ルドラが援軍を派遣した。カトマンズ王プラターパはハリハラ王と書を交わして友好関係にあったが、のちにシュバ王子支持に回った。しかし三都間で孤立していたため、援軍には参加できなかった。  1674年にシュバ・セーナから再度の援軍要請があり、パタンのバギーラタ・バイヤー宰相を指揮官として、パタン、カトマンズバクタプル、タナフンの連合軍がハリハラ王の所領モランの17村落を占拠してシュバ・セーナ王に与えた。シュバ王はその報礼としてパタン王に象4頭を献上し、うち1頭はバギーラタ宰相に贈られて王同等の敬意を表した。  この内紛の結果、サガルマタ県とコシ県の県境を流れるコシ河以西のマクワンプルはシュバ王が、コシ河以東のビジャイプルはシュバ王の兄の子ヴィダータインドラ・セーナ王が統治することになった。  マクワンプル王シュバは1677年にカトマンズの宰相チクティをも王同等に遇して象1頭を献上しており、三都王国とマクワンプルの力関係がうかがえる。(出典:ネパール全史、佐伯和彦著)

パタン王シュリーニヴァーサはマクワンプル王シュバを支援したが、次王ヨーガナレーンドラはビジャイプル王ヴィダーターインドラを支持したため、シュリーニヴァーサ王没後一年の後にシュバ王がパタンを攻撃し、パタンの民衆が大砲を用いて迎撃するという事件が起きた。(出典:ネパール全史、佐伯和彦著)

1691年にはシュバ王と対立するヴィダータインドラ王がカトマンズ盆地に来訪してカトマンズ王に象1頭を献上して支援を要請した。三都王が賛同してマクワンプルに派兵し、シュバ王の攻撃を受けたヨーガナレーンドラ王は自ら出陣した。(出典:ネパール全史、佐伯和彦著)


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Last-modified: 2014-03-11 (火) 07:21:18 (2598d)