anekarama (人名) 中世前期、前期マッラ王朝時代、アリ・マッラ二世治世当時、ネパールの権力を握っていた三人の豪族の一人。バネパの大豪族ラーマ家の嫡流でありマハータ(主大臣)であった。1356年没。(出典:ネパール全史、佐伯和彦著) 1336年、デーヴァラデーヴィーはネワール名門の三人の実力者、アネーカ・ラーマ、アバヤ・ラーマ、タイタを召集して王家への忠誠を誓わせ、実権を一手に握った。(出典:ネパール全史、佐伯和彦著) 1338年、デーヴァラデーヴィーはマハータのアネーカ・ラーマと謀り、アバヤ・ラーマとタイタ父子を褒賞を与えるという口実で呼び出して殺害した。(出典:ネパール全史、佐伯和彦著) 1348年、デーヴァラデーヴィーはマハータのアネーカ・ラーマの協力でパタンを統治下に置くと、キルティプル、バランブーを制圧し、さらにバネパと協力関係を結んで統治を安定化した。(出典:ネパール全史、佐伯和彦著) |